1.西洋医学
小児科は急性疾患である「感冒」を診察することが殆どです。その感冒の主原因となるウイルスをターゲットとした臨床ウイルス学を私は学び、RSウイルスが私の研究テーマでした。
臨床研究を重ねていく過程で、「感冒」ウイルスの見方を習得し、それぞれのウイルスの迅速診断キットを用い、10分以内にベッドサイドで結果の出る自動血球計数CRP測定装置の白血球数、白血球の分画、血小板の数、CRP(炎症反応の指標)と流行状況から感冒のウイルスをかなりの確率で早期に特定できます。
ウイルスの特定により治療法を変えることができます。
このような方法でウイルスの診断をした経験を土台に、筋肉に答えを聞くキネシオロジーテストと結果を比較して一致率が高かったので、最近ではウイルスをキネシオロジーテストで特定し、診療に役立てています。
慢性ウイルス感染の特定にもキネシオロジーテストが役立っています。
2.東洋医学(漢方)
保険適用となっているツムラとクラシエのエキス製剤を使用しての診療でしたが、自由診療では自費で処方することしかできません。
その漢方を使用することにより、小児では気管支喘息、滲出性中耳炎の根治治療に栄養療法とともに用い、良い成績を上げました。
クリニックでの気管支喘息に対する取り組み方はブログを参照して下さい。
ステロイドから離脱して、あるいは最初からステロイドの吸入を用いず、漢方、ホモトキシコロジーの吸入薬の併用のみで気管支喘息から卒業できたケースも多数存在します。
現在クリニックでは漢方を使用しなくても、気管支喘息を含めた多数のアレルギー疾患を根本から治療できる方法も確立しております。
3.栄養療法
すべての治療法の上位に位置するのが栄養療法とクリニックでは考えております。
We are what we eat. → We are what we digest and absorb.
食物の栄養は、人種、文化、体質に関与する遺伝子、年齢、腸内細菌叢、病態の違いなどで何が必要か、何が不足しているかが異なってくると思います。
一律にこの栄養療法が適応となると考えるのではなく、個人に合わせた栄養療法を提案するため、クリニックではIgG遅延型食物アレルギー検査(食物過敏)と毛髪ミネラル検査をお薦めしています。
(クリニックでこの検査は施行しておりますので、ご相談ください)
最近、腸内細菌叢の重要性が大きく指摘されてきており、この細菌叢(いわゆる善玉菌)がビタミンの供給、食物繊維の消化、短鎖脂肪酸の産生、解毒など消化管の機能に全て関わってきていることが分かってきています。
食べても食物を消化(digest)出来ない、そして吸収(absorb)出来ない腸を抱えていれば、全ての疾患に繋がってくると考えられます。
“All disease begins in the gut.” — Hippocrates
院長は宮澤賢史先生の臨床分子栄養医学研究会の認定医であり、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)の解析をベースに栄養指導を行います。
基本的には遅延型アレルギー(食物過敏)の原因であることの多い小麦製品除去、乳製品除去、 更に糖質制限をベースにして頂いて、アロマオイルやプレバイオティクス、プロバイオティクス等の腸内サプリメントを組み合わせて腸内環境の改善を最初に図ります。
4.ホモトキシコロジー
クリニックで作成したホモトキシコロジーのレメディーを気管支喘息、アトピー性皮膚炎、滲出性中耳炎、疣贅などの補助的な治療法に用いています。
特に気管支喘息の発作時にこのレメディーの吸入は奏功しています。
5.フラワーエッセンス・アロマオイル
潜在意識に働きかける花療法(Flower Remedy)の中で、バッチのフラワーエッセンスを使用してトラウマ、ストレスなどに対応しております。
また、アロマオイルを導入し、風邪症候群、感冒性胃腸炎、伝染性膿痂疹などに用いております。
更に、ママ達がアロマオイルを家庭の救急箱として用い、自宅で普段からお子さんの身体のケアができるよう、アロマオイルの講習を今後開催する予定です。
6.活法整体
手技によるエネルギー療法を用い、必要な方には随時、痛みをとったり、感冒症状を軽減させるなどの治療を行っております。
7.NLP(Neuro-Linguistic Programming)
コミュニケーションスキルを学ぶことにより、人間関係が円滑になり、より深い信頼関係を築くことができる技法です。
この技法を身につけることで患者さんとのラ・ポール(精神的交流)が円滑になり治療法として取り入れております。
8.波動機器(NES)による測定
私は長年患者さんを診察していて、健康になるには肉体のケアだけでは治らないことが多いことに気付きました。
トラウマなどの影響で、心・意識が深く傷ついたままの状態であれば、そのトラウマがエネルギーを消耗し、臓器の方にもエネルギーが届かなくなるので、最終的にはトラウマの治療が必須となってくるのです。
そのため、意識の一部である心の部分にアプローチできる一つの方法として、波動機器NESによる測定をクリニックで行っています。
生体内での情報交換には化学的な方法とエネルギー的な方法の2種類があり、化学的な情報を伝達するのはホルモン類が担っています。
エネルギー的な伝達情報を測定する機器がNESであり、開発者ピーター・フレーザーは統合的な身体のwell-beingを取戻すためには、情報・エネルギー・生理機能の3つの重要な要素を満たす必要があると述べています。
鍼灸師でもあったフレーザー氏は細胞内レベルで人間の肉体を操作しているのは、「エネルギーと情報」の調整フィールドであると提唱し、NES では、これをヒューマン・ボディー・フィールド(Human Body Field;HBF)と呼んでいます。
人体は自然の秩序に従いエネルギーが階層構造になっていて、情報がそのエネルギーをコントロールしているとし、その情報をマッピングして人間の生命活動の設計図;HBFをNESに組み込みました。
また、エネルギー的な治療はこの階層構造に沿った順番で、タマネギの皮をむくように上層の階層から治療を行う必要があるとも述べています。
私達の身体はDNAによってコントロールされるのではなく、情報(=意識)でコントロールされる、即ち遺伝より自分の意識、気付き次第で変容することが出来ることが近年解明されつつあります(エピジェネティクス*)。
(*DNAの配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステムのことで、遺伝子のスウィッチが環境・情報によってON・OFFになり遺伝子発現に差が出る。例として一卵性双生児が違った環境で育つことにより、全く違った個性の人間になる現象はこのシステムから起こる)
昇圧酵素レニンの遺伝子配列を決定した村上和雄教授が「笑い」で遺伝子のスイッチをON・OFFと変えることが出来、心と遺伝子は密接に結びついていて、心の持ち方(心のエネルギー=感情)で病を治すことが出来ることを証明しています。
NESは情報・エネルギー・生理機能の重要な3つの要素を解析し、
1.情報エネルギー
2.臓器エネルギー
3.メンタルな部分(HBFに刻まれたトラウマの解析を含む)
4.エネルギー的な栄養のバランス
5.エネルギー的な環境毒素の検索
上記の膨大なエネルギー情報を、15秒間で多次元的な世界(ホログラム)として読み取ることが出来ます。
NESはHBFでエネルギーがブロックされている場所を特定し、そのブロックを解放し、経絡(ツボ)とほぼ一致するエネルギーを活性化して、体内に潜む細菌・ウイルスなどの病原体をエネルギー的に駆除し、免疫を向上させ、トラウマなどでエネルギーが消耗している状態を改善させます。
このように、全人的にエネルギー情報を読み取り、メンタルの部分まで切り込んででた解析結果を基に選択された情報水(インフォ水)を飲用する事によって、病気の根本治療を目指すことが可能となります。
クリニックでは、NES解析で導かれた情報水で症状の改善を図ります。
また、エネルギー医学のもう少し詳細な解説は、ブログをご参照くだされば幸いです。
9.ブレイン・アップデート
院長は田仲真治先生のブレイン・アップデート(BU)のセミナーを6か月かけて学んできました。
その学びから、院長自身が自分の人生の目的を知り、天命を確信できたこと、さらに自身が生まれ変わった体験をすることにより、このセッションが患者さんの人生をも変える力があると確信しました。
院長はこの技法を随所で用いて、患者さんの人生が愛と感謝で満たされるようになるお手伝いをさせていただきます。
10.髙藤式プラズマ技術の応用
物理学者である髙藤恭胤先生の開発したプラズマ技術は世界のトップレベルに位置しています。
プラズマ(生命の気であり、宇宙空間を99.99%満たしている物質。気体を構成する分子の一部、または全体が陽イオンと電子に電離した状態)を発生させる装置からさまざまな医療分野に応用できるよう開発された製品をクリニックでは採用しています。
未来医療の要となるスーパーCBDオイル、安定化二酸化塩素、コロイドヨード液などを患者さんの病態に合わせて、使用方法を提案します。
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