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アトピー性皮膚炎に関してのゆいクリニックでの取り組み方

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アトピー性皮膚炎の一番辛い症状は全身の「痒み」です。

アトピー性皮膚炎の症状をお持ちの患者さんは、毎日とても辛い症状をもちながら「少しでも良くなる方法は無いものか」と

  • 病院で西洋医学を受けステロイドなどの塗り薬や飲み薬や漢方薬。
  • 民間療法では食事療法やシャンプーやボディソープなど生活用品の変更。
  • 動画やネット検索でセルフケア、脱ステ、保湿、脱保湿などに取り組んでいながら、なかなか治癒にたどり着けない方が多いのが特徴です。

この症状から、とびひ、不眠、不登校、うつ症状などの悪循環が始まります。

西洋医療のアトピー性皮膚炎に対する標準治療

現在の皮膚科の治療はどのようなことがアトピー性皮膚炎の根本原因と考え、どのような標準治療をしているのでしょうか?
アトピー性皮膚炎とは「慢性に経過する炎症と掻痒をその病態とする湿疹・皮膚炎群の一疾患。皮膚の乾燥とバリア機能異常があり、多彩な非特異的刺激反応および特異的アレルギー反応が関与して生じる」と日本皮膚科学会は定義しています。

国立成育医療研究センターでは治療の目標は
・症状がない、または、症状がないかあっても軽微
・日常生活に支障がない
・薬物療法もあまり必要ない
となっており、日常生活に支障がない状態に症状を抑えることが治療の目的となり、根治を目指していないように思われます。

さらに、表面の皮膚の炎症を抑えた後(寛解導入)「寛解維持療法」を行います。寛解維持療法とは、保湿剤だけだと湿疹が再燃する場合、プロアクティブ療法(症状が良くなったあとも計画的に抗炎症薬を塗って悪化を防ぐ治療法)により「寛解維持」を行うそうです。
延々と薬を塗り続ける必要があるように思えます。

皮膚に塗る、あるいは全身投与の抗炎症薬はステロイド、タクロリムス(一種の抗がん剤)以外の薬剤が最近登場してきています。

<外用薬>
ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬 (2歳以上)
ホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害薬(2歳以上)

<経口薬>
経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬(12歳以上)

<注射薬>
ヒト型抗ヒトIL-31受容体モノクローナル抗体 皮下注射
(アトピー性皮膚炎への適応は成人のみ)

これらの薬はアトピー性皮膚炎において、その過剰に発生しているサイトカインの生成の途中のシグナル伝達の調節の過程をブロックする薬(JAK阻害剤)です。

過剰に産生しているサイトカインをブロックすることで痒みのコントロールをするのですが、人間の免疫をコントロールしている物質を過剰産生しているということでブロックすれば、匙加減ができるわけではないので、長期に使用することにより副作用が起こってくることは避けられないと思います。

アトピー性皮膚炎の一番の辛い症状、痒みに対してはこれらの薬は即効性がありますが、中止すれば症状が再発するため長期にわたる投与の必要性があり、副作用のことを考えると、痒みの起こる根本の原因にアプローチをして、アトピー性皮膚炎が完治できる治療を構築することが必須ではないでしょうか。

私が考えたアトピー性皮膚炎に対する根本治療

私の亡父(由井虎史)は、皮膚・泌尿器科専門医で、皮膚科医としてもとても評判の良い医師でした。
その頃のアトピー性皮膚炎の治療はステロイド剤の塗布と、長期に治療を必要としている患者さんにはグリパスCと言うタール剤を併用して治療をしていました。
グリパスCは脱脂大豆乾留タール=グリテールという成分に亜鉛華軟膏、抗ヒスタミン剤の入った軟膏で、本当に強烈な独特の臭いがあり、私は子供のころ、最初は診察室に入るのがちょっと躊躇するくらいの強烈さでした。
しかし、このグリパスCは痒みに対してとても有効で、臭いを嫌う患者さんでなければ、副作用はなく、ステロイドの副作用を軽減できていましたが、薬価が安過ぎて製薬会社が製造を中止してしまいました。

私が医師になったころには、アトピー性皮膚炎は塗り薬だけでは治りが悪いという認識を私も亡父も持ち始め、亡父は私が別のアプローチを模索していくことを応援してくれました。
そんな亡父に皮膚病変の見方と局所の治療法を教えてもらいながら、私が取り組んできたアトピー性皮膚炎の根本治療法をまとめました。

日本皮膚科学会の定義では、アトピー性皮膚炎は多彩な非特異的刺激反応および特異的アレルギー反応が関与して生じるとしています。

アレルギー反応には即時型と遅延型フードアレルギー(食物過敏)があります。

遅延型フードアレルギーは翌日にならないと反応が出ず、そのアレルギーに気付かれない事も多く、しかしその影響は全ての器官に及んでいます。

アトピー性皮膚炎の原因の一つとしてこの遅延型フードアレルギーが関与していることが多く、その食品を除去をしてもらうと症状が段々と改善してくることを、私は多くの患者さんで経験しています。

アトピー性皮膚炎は体内に入ったその個体にとっての毒を排泄するために皮疹として現れていると考えると、現代の環境汚染の結果と個々人の遺伝子の組み合わせ(アレルギー的な素因)から起こってきている複合汚染の結果、つまり病気は多因子で起こっている一つの例であると私は考えました。

皮膚というのは人体の中で最大の器官です。

そして皮膚は 
①排泄器官(汗、垢として出す)
②呼吸
③防御バリアー
④体液とミネラルバランスの調整
を行っています。

腎臓、肝臓、腸、そして授乳中は乳房も排泄器官であり、解毒・排泄器官が手一杯になると皮膚からも排泄されると考えられます。
乳児でアトピー性皮膚炎の酷い場合、肝機能が傷害されていることは良く見受けられます。

感染症で出てくる皮疹は溶連菌であればその毒素を排泄しようとしてかゆみを伴った皮疹が出てくるわけです。
水ぼうそうの水疱の中にはウイルスがいっぱいいます。

感染症を伴わない皮疹は何故出てくるのでしょう?

1.体内に入ったその人にとっての毒を排泄しようとして起こる反応
2.外部環境で接触したものに対して起こしてくる反応

を考えなければなりません。

・まず、アトピー性皮膚炎の治療を考えるとき、身体の内から治す治療、即ち毒素の流入をストップさせることと、たまった毒の解毒・排泄を考えます。

・また、身体の外部で皮疹を悪化させている要因を探さなくてはなりません。
そしてこの2点を考えることが、アトピー性皮膚炎の根本治療となるのです。

酷いかゆみを一時的にコントロールする場合はステロイド剤の使用も考えますが、短期で使用を中止できる見込みがない場合は、その毒出しをステロイド剤で抑えてしまうのは、根本治療にはならないと私は考えました。
ステロイドは強力な抗炎症剤・鎮痒剤で、短期であれば安全に使用できる薬ですが、長期に使用すればステロイドに耐性ができ、次第にストロングのステロイド剤しか効かなくなる、また、ステロイド依存症をつくり、ステロイド塗布から抜け出せなくなってしまうこともあり、極力ステロイドの使用は控えることが、私は原則と考えます。

アトピー性皮膚炎の根本原因

アトピー性皮膚炎の原因となる内部要因

人間が身体内部に取り入れるものは、食品(土)、水、空気です。

現代では、ある調査では毎日80000種類の化学物質が私たちの体内に取り入れられていると言われています。
水、空気は大都市近辺では本当に色々な化学物質の汚染が考えられます。
その化学物質が胎児期、乳児期以降の生後に様々な影響を及ぼします。

化学物質は免疫系(アレルギー、自己免疫疾患)内分泌系(生殖器異常、甲状腺機能、糖尿病)、神経系(パーキンソン病)などに影響を及ぼします。

水道水の塩素は高濃度になってきていて、そこから発生するトリハロメタンはガン原性があります。
原虫が入ってくることもあります。
鉛管を使用しているところもあります。
ゴルフ場は農薬(芝に雑草が生えないよう)を散布するので、その近辺では農薬がかなり地下水を汚染していることも考えられます。

空気はPM2.5、ダイオキシン、花粉、ディーゼル車の排ガスなどの問題があります。
蚊取り線香などの殺虫剤も農薬で除草剤(ラウンドアップ=遺伝子組み換え植物対応;グリフォセート含有)も普通に家庭菜園用として売られています。
空気中にもいわゆる環境ホルモン(ダイオキシン;女性ホルモン様作用)に変わる物質も含まれてくるわけです。

食品を取り入れる入り口の歯から金属アレルギー(特にパラジウム)が起きてきます。
即ち、歯に対する処置から起こってくる歯原病は大きな問題を抱えています。 口腔真菌、補綴剤(色々な金属、特に水銀)歯磨き粉(合成界面活性剤→環境ホルモン)フッ素の添加なども問題です。

アトピー性皮膚炎の原因となる食べ物

食品としては

  1. 添加物(合成着色料、合成保存料、合成甘味料)特に冷凍食品、レトルト食品
  2. 飼育段階から肉には抗生剤、ホルモン剤、遺伝子組み換え資料、農薬が入ってくる可能性
  3. 農薬(野菜など)ネオニコチノイド系農薬
  4. 環境ホルモン(お菓子などに特に入ってくる乳化剤=合成界面活性剤から作られる)
  5. 食品アレルゲン
  6. 電子レンジの使用(電磁波によるタンパク質、炭水化物の変性)
  7. 遺伝子組み換え食品材料の入った加工食品

これら全ては人体にとって有害な物質で、解毒しきれず皮膚から排泄されようとしている状態がアトピー性皮膚炎の根本原因の一つと私は考えています。

アトピー性皮膚炎の原因となる外部要因

外部環境で注意することは

1.化粧品(合成界面活性剤含有→環境ホルモン)が経皮毒となり体内に入ります。
市販のローションにはグリセリンが入っていますが、グリセリンは濃度によっては逆に肌の水分を奪います。
ワセリン(プロペト)は石油の産業廃棄物から作られており、長期に使用すると油焼けを起こし黒ずんできます。

2.家庭内毒物として、合成界面活性剤、殺菌剤の入った以下のものは蛋白腐食剤であり、皮膚の脂肪を抜き取り蛋白質を変性させてアトピー性皮膚炎(AD)と同じ皮膚病変を作ってきます。
石けん、シャンプー リンス ヘアーダイ 洗剤 衣服に付いたリンス等 食器洗い洗剤、
赤ちゃんがほっぺが痒く、それをお母さんの衣類にこすってかゆみを止めようとすることがありますが、そのお母さんの衣服もオーガニックで、洗濯の際には合成界面活性剤の入っていない良い洗剤を選ばなくてはなりません。

3.入浴時のお湯の塩素濃度が高いことも考慮しましょう。
高濃度の塩素により痒みが引き起こされますので、浄水器による塩素抜き、あるいは岩塩、重曹、ビタミンC、エプソムソルト等を入れる工夫は必要です。

水素風呂に入ると、皮膚の炎症から発生してくる活性酸素が中和され、私自身の感覚としてかなり肌質が良くなり、アトピー性皮膚炎(AD)の患者さんにも使用して頂き良い結果を得ています。

4.電磁波による影響
個人によっては電磁波に対する感受性が高く、アレルギー症状の悪化の原因となります。

5.ペットの体毛、フケ
アレルゲンとなり、アトピー性皮膚炎(AD)や喘息などを悪化させる原因になります。
ペットを手放すのでなく、空気清浄機(HEPAフィルター、光触媒の機能がついている)を稼働させて対応可能な場合が多いです。

6.人間関係、自分自身とも繋がるコミュニケーション不足から起こってくるストレス
このストレスは、特に成人のアトピー性皮膚炎にかなり重大な影響を与えます。
校内での交友関係のトラブル、会社内での人間関係のストレス、家族間での葛藤などは、アトピー性皮膚炎の根治を妨げる大きな要因です。
その根底には潜在意識下の心理的逆転、トラウマが大きく影響しています。

アトピー性皮膚炎の当院での治し方

ゆいみらいクリニックでの検査

多種類のいわゆる環境毒を特定し、更にアトピー性皮膚炎の原因の一つでもあり、その治癒過程を阻害する栄養障害を特定していく手段としてゆいみらいクリニックでは

①IgG遅延型フードアレルギー
②毛髪ミネラル検査
③分子整合栄養医学的(宮澤賢史先生の臨床分子栄養医学研究会の認定医)な血液検査所見の解析
を実施しています。

リーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)があるとIgG遅延型フードアレルギーが起こってきます。
リーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)とは、さまざまな原因(農薬入りの食品、抗生剤、ステロイド、消炎鎮痛剤、乳化剤=合成界面活性剤、過剰なカンジダ真菌の増殖など)により、腸壁に微細な穴が開き、そこから腸内の老廃物、細菌のエンドトキシン、真菌のマイコトキシン、不消化なタンパク質などが血中に流入し、糖も吸収の過程を経ないで直に血中に入り込むこと等により起こってくる病態を表します。

毛髪ミネラル検査から有害金属(ミネラル)の排泄障害がわかり、必須ミネラルの何が足りないかが分かり、副腎疲労があることも推測できます。
副腎疲労は長期に亘ってステロイドの塗布を続けてきたアトピー性皮膚炎の患者さんにはほぼ必発する病態だと考えます。

分子整合栄養医学的な解析をすることにより、皮膚の状態を改善する際に必要なビタミン、ミネラル、タンパク質不足、脂質代謝障害、糖代謝障害、酸化ストレス、ピロリ菌感染の有無などで栄養障害を把握することが出来ます。

ゆいみらいクリニックでの治療

乳児のアトピー性皮膚炎は大人のアトピー性皮膚炎と比較し、アプローチは比較的容易です。
しかし、アトピー性皮膚炎が改善しても、アトピー性皮膚炎の根本原因の一つである腸リーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)を改善できないままであれば、その後に発達障害が起きてくる可能性も高いのです。

漢方に「瀉して補する(しゃして・ほする)」という教えがあります。

■身体全体のケアとして、

■今まで述べてきた体内に侵入する環境毒を、まずは引き算(瀉)する必要があります。

乳児は母乳育児中であればママの食事内容を吟味して変更して頂くだけでかなり皮膚の状態が良くなってきます。
(指示通りの食事内容にしていただかない場合は、改善しないです。)

■食品でまず除去して頂きたいのは精製白糖、小麦、乳製品、卵です。
リーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)の1番の原因になる糖は、カンジダ真菌の餌となり、カンジダが異常に増殖して菌糸が腸の壁に穴をあけることにより起こってくるので、最初は厳格に糖(甜菜糖、黒糖、蜂蜜、メープルシロップ、アガベシロップ、甘酒、味醂、果物の果糖を含む)を制限する必要があります。
(副腎疲労がある場合は、低血糖発作を起こす可能性があるので、糖質制限は状態を見ながら加減する必要があります。)

■IgG遅延型フードアレルギーの検査結果があればそれを参考にして、まずはその食物を2週間除去して、除去後に皮疹の改善が認められるか観察してもらいます。
IgG遅延型フードアレルギーがあれば逆にリーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)が存在すると考えます。

それと並行してIgG遅延型フードアレルギーの原因であるリーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)を修復する必要があります。

■その後に、足し算として足りない栄養素を補うサプリメント(補)の補充をしていきます。
腸内環境が回復してきていわゆる善玉腸内細菌がビタミン、ミネラルを補給してくれるかの見極めも必要です。

■「全ての病気は腸から始まる(ヒポクラテス)」と近年、腸の働きの重要性が認識されてきましたが、リーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)の治療は、玄米酵素と土壌菌を組み合わせると、非常に効果のあることがわかってきました。
玄米酵素の中にある食物繊維が、土壌中にいる菌=腸内細菌=プロバイオティクスに食べられて短鎖脂肪酸を作り、この短鎖脂肪酸が、Treg細胞(アレルギー症状を抑制する)を増やしたり、腸上皮の栄養となり上皮の修復をしたり、蠕動運動を高めて便秘を改善し、リーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)を治します。

■しかしSIBO(small intestinal bacterial overgrowth) やSIFO(small intestinal fungal overgrowth)と言う状態が合併していれば、プロバイオティクス、プレバイオティクスの補充が逆効果となる事があるので使い分けは難しくなってきます。
成人のアトピー性皮膚炎ではSIBO、SIFOの合併もあり、これらに対しては、私はアロマオイルを併用して症状の緩和を認めています。

■毛髪ミネラル検査で分かる身体に過剰に貯まっていた有害金属(ヒ素、水銀など)の汚染源を特定し、排泄を促し、ここも引き算する必要があります。

■また、特定の遺伝子多型から来る排泄障害も考慮しつつ、皮膚にとっては重要な亜鉛の欠乏がないかどうかも確かめなくてはなりません。

■大人のアトピー性皮膚炎の方は長年ステロイド剤の塗布をしてきた方が多いので(副腎疲労の存在)、それを止めていく過程で過酷なリバウンドに対処する必要が出てきます。その見極めは毛髪ミネラル検査のパターンで推測が可能です。

■電磁波(オール電化、IHクッキングも注意)、ストレス、副腎疲労、トラウマ、心理的逆転など、個々人で抱えている問題によってもアトピー性皮膚炎が食事治療で改善している時に、再燃して悪化し完治が阻害される事はよく経験しております。

ゆいみらいクリニックでは、上記の問題に対しても、電磁波防御グッズ、漢方薬(処方は実費となります)、波動機器(NES)による解析、アロマオイル、フラワーエッセンス、おがっちゃん(小形龍雄)先生のブレイン・アップデート(BU)によるセッション(音叉セラピー、リフトアップセラピー、量子言語プログラム)などを、個々人の患者さんの状態に合わせてオーダーメイドの個別化した治療法を行っています。

■局所治療として、

■保湿は人の皮脂と同じ成分であるオリーブスクワラン、サメのスクワラン、ホホバオイルなどをお薦めします。馬油も使用することがあります。

■亜鉛華単軟膏をリント布に伸ばして使用する湿潤療法も有効です。

■良質の(無農薬で育てられた薬草より抽出した)アロマオイルを使用し、オリーブスクワランをキャリアーオイルにしてラベンダー、ティートリーをそこに数滴垂らし、その上に亜鉛華単軟膏を塗布することも有効な手段です。

■ホモトキシコロジーの軟膏であるTraumeelも非常に有効です。

■最近、物理学者の髙藤恭胤先生が開発したプラズマ技術を応用したスーパーCBD入りのローションなどを使用することにより、さらに治療が進化しています。

■合併症としての伝染性膿痂疹(とびび)を治療する際もハーブや自然の抗生剤となるサプリを使用し、リーキーガット症候群(LGS、腸漏れ症候群)を悪化させる合成の抗生剤はできる限り使用しないようにしています。

■髙藤先生の開発した二酸化塩素を含有する軟膏(有害作用を除いている)もとびひ状態には著効です。

■アトピー性皮膚炎が全身に広がっている場合は、水素風呂はかゆみに対してもかなり有効であることも確認しております。

■また、塩素を抜く浄水器の設置はアトピー性皮膚炎には必須だと考えます。

■入浴の際は合成界面活性剤の入っていない石けんで軽く洗い、皮膚を清潔に保つことは必要です。

■衣類の洗濯は合成界面活性剤の入っている洗剤、柔軟剤を使用すると、汗などで皮膚にその洗剤が染み込みアトピー様の皮疹(接触皮膚炎)になるので、洗剤、そして洗髪の際のシャンプー、リンスも合成界面活性剤の入っていないものを使用する必要があります。

ゆいみらいクリニックで行っているアトピー性皮膚炎の治療法を紹介させていただきました。
この治療法で、乳幼児はほぼ完治させております。

自我が出て、人間関係のトラブルが起こってくる学童、思春期の小児、社会生活を営むようになった成人は、複雑な生育歴、治療歴があり、治療に抵抗性があります。
そこに、心身、魂へのアプローチは必須であり、さまざまな工夫が必要と思われますが。
最後の必須の条件は、本人の空回りしないやる気、愛と平和を内包した心の持ち様、慌てない、諦めない、焦らないで、このアトピーが最高最善のギフトだとすれば、この病態は何を自分に気づかせようとしているのかを問いかけ、自分の人生の究極の目的(=天命)に気づき(アトピー性皮膚炎を治すということではなく)、そこに到達しようとする自分で行動を起こすことではないかと、私は感じています。

ゆいみらいクリニックの治療法が自分の考え、生き方と合っているとお考えで、この方法を試してみたいという方は一度ご相談頂ければ幸いです。

由井 郁子 ゆいみらいクリニック院長
(神奈川県川崎市)

慶應義塾大学医学部卒業。横浜市立市民病院、川崎市立川崎病院、済生会神奈川県病院などに勤務し、小児科医としての研鑽を積む。
幼いころは負けず嫌いの女の子で勉強は良くできた(笑)。学校の勉強では理科の実験が一番好きで、色々な種類のペットを飼い、花が大好きで良く買っては家の庭に植え、宇宙飛行士になって惑星探検をし、地底探検にも行きたいと思っていたオタッキーな少女だった。

医学部卒業後、基礎研究がしたくて病理学教室に入局したが、1年後に臨床医を目指し身体全体を診たかったので小児科を選択した。
亡父が皮膚・泌尿器科専門医で、その後ろ姿を手本として育ってきたが、父のガンを在宅で自分で治療した際、亡父が導いてくれて交流を持った種々の治療家達から西洋医療以外にも様々な有効な代替医療のあることを学ぶ。同時期に北里研究所に通い、小児科で冬季の乳幼児の入院の一番の原因であるRSウイルスの研究をし、研究論文(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4282436/pdf/jmv0086-1629.pdf) が英文の医学雑誌に掲載される。

学んだ代替医療は、「オーソモレキュラー医学」「ホモトキシコロジー」「フラワーエッセンス」「アロマセラピー」「活法整体」「NLP (Neuro-Linguistic Programming)」「波動機器(NES)」「物理学者髙藤恭胤先生のプラズマ技術の応用」などで、現在も鋭意進化中。川崎市内で猫1匹と暮らす。

慶応義塾大学医学部卒
元日本小児科学会認定小児科専門医
元日本東洋医学会認定漢方専門医
米国NLP協会認定NLPプラクティショナー
日本抗加齢医学会会員
臨床分子栄養医学研究会 認定医
国際ブレイン・アップデート協会公認1級セラピスト

小児科・内科のゆいみらいクリニック紹介動画

ゆいみらいクリニック5つの特徴

ゆいみらいクリニックには5つの特徴があります。

1.西洋医療と代替医療をミックスできる

院長は小児科専門医として40年以上の経験を持ち、漢方専門医として内科の患者さんを20年以上診療してきたなど経験が豊かです。
更に亡父の癌治療を代替医療で治療した経験と、自分自身が東日本大震災で、体調を大幅に崩し、それを立て直すための方法を代替医療に求めて試行錯誤してきた経験が豊富で、全ての経験が患者さんの治療に応用できるのです。

2.臨床ウイルス学に精通している

院長の博士論文の研究テーマは、小児下気道感染症で重篤な症状を起こしてくるRSウイルスについての研究でした。
そのため、その他の感冒ウイルスに関しても、日常の外来で詳細に観察、研究を重ねてきて、教科書的な記載以上の事実を見いだしています。
感冒ウイルスの診断および治療の精度が高いと言えます。更に慢性持続感染を起こしてくるウイルスが、原因不明の病気の一つの原因であることにも気づき、その持続的慢性感染ウイルスに対しての治療も提案できるのです。

3.オーソモレキュラー(分子栄養)医学に基づいた血液検査の深い読み込み

血液検査所見で異常なしと言われる検査結果でも、深く探ると、色々な検査値の問題点を指摘でき、 そこから紋切り型の栄養指導ではない、個々人にあったオーソモレキュラー医学に基づく栄養療法を提案できます。

栄養療法の基本は、環境毒を除去する引き算から始めて、足りない必須ミネラル、ビタミンを補い、そこからミトコンドリアの機能を回復することが可能で、エネルギーを取り戻し、万年疲労や頭の靄のとれることが実感できるのです。
腸に慢性炎症があり、経口からの食品の消化吸収の機能低下がある場合は、点滴療法も導入して、機能回復を早めることが可能です。

4.量子医療(エネルギー治療)を取り入れている

古武術、合気道、ホモトキシコロジー、量子デバイスによる治療を習得したことにより、量子医療(エネルギー治療)を提供できます。
この治療法は、とりわけウイルス感染、トラウマに対して有効と院長は理解しております。
現代は電磁波の問題が未だに軽視されていますが、院長はこの影響は計り知れないと考えています。電磁波網が世界中に張り巡らされている影響で、量子治療の効果が減弱してきている可能性もあり、電磁波をブロックする(有害電磁波を無害電磁波に変換する)等の工夫も必須と考えています。

5.アロマテラピーを家庭の救急箱として活用している

クリニックで使用しているエッセンシャルオイルは、完全無農薬の土地から栽培された精油であり、新型コロナウイルスへの対応も可能です。
さらに、エッセンシャルオイルは日常のちょっとした健康上のトラブルにも、医者いらずで対応できる家庭の救急箱となります。オイルを応用する方法で全般的なことは勉強会でお話しする予定で、一言アドバイスとして診察時にもお伝えしています。

当院の受診手順

その0.ご準備

受診の際に
❶今一番相談したい主訴
❷現在まで症状の経過
❸これまでの生育歴、家族歴、受診歴・治療歴・服薬歴
❹これまでに受けた血液生化学検査の結果
をお伺いしますので、記録に残しておいて提示いただくとスムースです。
上記❶~❹に関して件名を【アトピー性皮膚炎の治療】として送信(yuziyoujing195@gmail.com)をお願いします。
(なおこのアドレスは送信専用で、返信はできませんのでご了承いただけますようお願いいたします。)

あるいは、Clinicsの予約システムに予約と資料を添付してください。
その際、ゆいみらいクリニックのHPのオンライン医療相談(https://ikukoyui.com/online-soudan)にある大人用のカウンセリング問診票をダウンロードして、ご記入いただき添付していただくとスムーズです。

その1.ご予約

この【アトピー性皮膚炎の治療】メニュー問診や検査、結果報告や説明にしっかりした時間をいただいております。(約60分)
そのため予約制とさせていただいております。

お電話(044-520-0205)にて、「アトピー性皮膚炎の治療」とお伝えいただき、ご希望の時間をお知らせください。
あるいは、Clinicsの予約システムに予約と資料を添付してください。

その2.ご来院

初回来院時に、診立てを行い、治療方針を説明いたします。
方針にご納得いたしましたら通院を開始ください。

受診方法につきましては直接のご来院か、自宅にいながらコンサルティングができるオンライン通院(スマフォ通院)も可能ですので、ご相談ください。

「ホームページを見ました」と気軽にご連絡ください。

TEL 044-520-0205 診療時間:月・木・金:10:00-13:00/15:00-19:00
     土:10:00-13:00
休診:火・水・日・祭日
住所:神奈川県川崎市幸区下平間39
   グロリアハイツ201号
最寄駅:鹿島田駅徒歩12分
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診療について

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